【2023年版】AWSアカウント作成手順まとめ

最近、仕事でAWS関連の作業をすることが多くなってきたので、勉強のため個人アカウントを作成して、これから色々勉強していきたいと思います。

今回はAWSアカウントの作成方法を2022年12月現在での手順で作成していきたいと思います。

AWSアカウント作成の流れ

今回は以下流れに沿って進めていきたいと思います。

  1. AWSアカウントの作成
    • ルートユーザーのメールアドレス、AWSアカウント名を設定
    • 連絡先情報の設定
    • 請求情報の設定
    • 本人確認の実施
    • サポートプランの設定
  2. AWSアカウントの保護
    • ルートユーザーの多要素認証(MFA)を有効化する
    • 管理者用のIAMグループを作成する
    • 管理者用のIAMユーザーを作成する

1.AWSアカウントの作成

ルートユーザーのメールアドレス、AWSアカウント名を設定

こちらからAWSの公式サイトにアクセスし、無料アカウントを作成をクリックします。

AWSにサインアップの画面が表示されるので、以下項目を入力し、「認証コードをEメールアドレスに送信」ボタンをクリックします。

  • ルートユーザーの E メールアドレス
  • AWSアカウント名

しばらく経ったら、先ほど入力したメールアドレスにAWSから認証コードが記載されたメールが届いていると思うので、入力し、「認証を完了して次へ」ボタンをクリックします。

問題なければ、パスワードの設定画面となるので、ルートユーザーのパスワードを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

連絡先情報の設定

次に連絡先情報の設定をします。
利用用途については、今回は個人用となるので個人を選択します。

請求情報の設定

次に請求情報の設定をします。

本人確認の実施

本人確認を実施します。
使用する電話番号を入力し、SMS送信を実施。

送信された認証コードを入力して完了。

サポートプランの設定

最後にサポートプランを設定して、アカウント作成は完了となります。
今回は個人アカウントなので、無料のベーシックサポートプランを選択します。

2.AWSアカウントの保護

次に作成したAWSアカウントのセキュリティ関連の作業を実施していきます。
先ほど作成した、ユーザーはルートユーザーというAWSの全ての権限を持つユーザーとなり、先ほど設定した請求情報や住所などが確認できるユーザーとなるので、セキュリティ強化のため多要素認証(MFA)の設定を行い、また管理者用のユーザーを別途作成し、ルートユーザーは極力使用しないようにします。

ルートユーザーの多要素認証(MFA)を有効化する

手順1で作成したルートユーザーでAWSマネジメントコンソールにログインし、上部検索ボックスでIAMと入力し、IAMをクリックし、画面内の「MFAを追加」ボタンをクリックします。

次に「MFAの有効化」ボタンをクリックします。

識別できる名前を入力し、今回は仮想MFAデバイスを使用します。

互換性のあるアプリケーションについては(Google Authenticator )を使用します。
Google AuthenticatorでQRコードを読み込み、取得したMFAコードを入力し、MFAの割り当てを行いこれでMFAの設定は完了となります。

管理者用のIAMグループを作成する

次に管理者用のIAMグループを作成していきます。
IAMの画面を開き、左側のアクセス管理内のユーザーグループをクリックし、グループを作成をクリック

今回は管理者用なので、グループ名はadminとして、許可ポリシーは「AdministratorAccess」を設定し、グループの作成をクリックしてIAMグループの作成は完了となります。

管理者用のIAMユーザーを作成する

次に先ほど作成したIAMグループに追加する、IAMユーザーを作成していきます。
画面左側のユーザーをクリックし、ユーザーを追加ボタンをクリックします。

ユーザー名を設定し、今回はプログラムによるアクセスはしないユーザーとなるので、AWSマネジメントコンソールへのアクセスのみ設定しユーザーを作成します。

次に作成するユーザーの所属するグループの設定を行います。
今回は管理者用となるので、先ほど作成したadminグループにチェックを入れ、次へ進みます。

タグは今回は特に設定はしないのでそのまま次へ

内容を確認し、ユーザーを作成します。
ユーザーが無事作成できたので、csvのダウンロードボタンをクリックし、csvをダウンロードしてください。
※このcsvはパスワードなど重要な情報が記載されているので大切に保管してください。
最後に今回作成したユーザーもMFA認証を同様に設定し、完了となります。

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