SEになったばかりの人だと、わからないことも多く色々不安もあるかと思います。
私もこの業界に転職してきた、2019年に同じようなことを思いました。
その不安を解消する方法があるとしたら、本を読んで日々勉強をしていくしかありません。

この記事では、4年目に突入した現役SEの私がIT業界で生き抜くために利用してきた新人SEにおすすめの入門書をご紹介いたします!
開発
開発関連で紹介させて頂く本はコーディング関連3冊、テスト関連の本を1冊ご紹介させて頂きます!
特にコーディング関連の本は現在コードレビューをする機会が多いため、手元に置いて日々使用しており、特に自信を持っておすすめすることのできる本になります!
おすすめ本①良いコードを書く技術 ── 読みやすく保守しやすいプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)
1冊目におすすめさせて頂く本は「良いコードを書く技術」になります。
本書はまず「良いコードとはなにか?」という定義から学ぶことができ、良いコードの定義を固めてから、良いコードを書くための習慣・名前付け・スコープ・コードの分割、集約など日々のコーディングで意識するべきことを学ぶことができます。

この本を購入したのは2年目になったときだったのですが、1年目に買っておくべき本でした。。。
使用されている言語は基本的にJavaというメジャーな言語が使用されており、特にとっつきづらいということはないと思いますので、ぜひ手に取っていただけると嬉しいです!
良いコードの定義から学ぶことができ、日々のコーディングで意識すべきことが解説されている。
おすすめ本②良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
2冊目におすすめさせて頂く本は「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門」になります。
この本については、2022年4月発売と比較的新しめの本になります。
購入理由については、タイトルに惹かれたのと、Twitterで結構読んでる方がいたので購入した本でした。
本書は、オブジェクト指向言語を使用するエンジニア向けに書かれた本で、オブジェクト指向を用いた設計の実践的なノウハウを学ぶことができる本です。
良いコード、悪いコードを例に、オブジェクト指向を用いた設計の実践的なノウハウを学ぶことができる!
おすすめ本③プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
3冊目におすすめさせて頂く本は「プリンシプル オブ プログラミング」になります。
本書は帯にも書いてある通り、ある程度コードを書けるようになってきた人向けの、脱初心者向けの本となります。
内容についてはプログラミングの変わることのない原則(決まりごと)などが書かれています。
技術的な部分もありますが、心構え的なところも学ぶことができる書籍です。
ある程度経験を積んだ方向けにはなってしまうかもしれませんが、経験が浅い方でも全く無駄になるというわけでもなく、読み物としても面白いので、ぜひ手に取って頂ければと思います。
プログラミングの変わることのない原則(決まりごと)やプログラマーとしての考え方や心構えを学ぶことができる!
おすすめ本④ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂版 アジャイル時代の実践的・効率的でスムーズなテストのやり方
4冊目におすすめさせて頂く本は「ソフトウェア品質を高める開発者テスト」になります。
本書は初心者向けにソフトウェアテスト(主に単体テスト)について解説した本となります。
単体テストをしっかり行うことで、後工程のテスト(結合テスト、システムテストなど)でバグが出た際の影響を最小限に止めることができ、品質を高めていくことを狙いとしています。

ページ数も200ちょっとしかないので、サクサク読むことができるかと思います!
単体テストに関するサンプルなども記載されているので、ソフトウェアテスト(単体テスト)を学びたい人の一冊目におすすめな本となります。
ソフトウェアテスト(単体テスト)について、サンプルを交えながら、ソフトウェアの品質を高める方法を学ぶことができる!
AWS
AWS関連で紹介させて頂く本は入門書を1冊ご紹介させて頂きます!
AWS(Amazon Web Services)はソフトウェア開発において、必須の知識となっているので、これからご紹介する本で、基本的な部分を学んで頂ければ嬉しいです。
おすすめ本①AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
AWSについておすすめさせて頂く本は「AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書」になります。
本書はAWSの基本的な部分について、図解を用いてフルカラーで解説されています。
私はこの本をAWSのサービスを利用する際は手元に置いておき、辞書的な用途で使用するようにしています。
カラーで図解を用いてわかりやすく解説されているので、触ったことのないサービスを使う場合などに重宝していますので、とてもおすすめできる本となります!
AWSのサービスについて、図解を用いて、わかりやすく学ぶことができる!
辞書的に使い手元に置いておくのもアリ!
文書作成
おすすめ本①エンジニアのための文章術再入門講座 新版 状況別にすぐ効く!文書・文章作成の実践テクニック
文章作成についておすすめさせて頂く本は「エンジニアのための文章術再入門講座」になります。
システムエンジニアになると、もしかしたらコードを書く時間よりも、設計書や各報告書などのドキュメントを作成する時間の方が多いことがあるかと思います。
ただ、報告書などのビジネス文書の書き方などは学校の教育で学ぶ機会がなく、上司や先輩からの指導で学ぶケースが多いでしょう。

私は上司や先輩の方から学ぶことが多かったです
そこでこの本ではビジネス文書をテーマとして、最低限必要な知識、ノウハウ、コツなどが整理されて紹介されているので、今後、文章を作成する場合はこの本に記載されていることをベースに記載していけば、読みやすく、わかりやすい文章になっていくと思います!
ビジネス文書の作成に最低限必要な知識、ノウハウ、コツなどが紹介されているので、今後の文章作成に役立つ!
心構え
おすすめ本①新版 SEの基本 この1冊ですべてわかる
心構えについて1冊目におすすめさせて頂く本は「SEの基本」になります。
本書は心構え的な部分が学べることはもちろん、まずSEとはどんな仕事をする人なのか?、SEに必要なスキルについて網羅的に記載されています。
なので、未経験でSEとして働くひとにはまずこの本を読んで、SEの仕事内容や、心構え、学ぶべきことのについて、理解してもらえればと思います。

業界未経験でSEに転職した人には特におすすめです!
SEの仕事内容、必要なスキル、心構えについて網羅的に学べる!
おすすめ本②ITエンジニア残業ゼロの働き方 〜現場で本当に使えた仕事効率化の法則95
心構え全般について2冊目におすすめさせて頂く本は「ITエンジニア残業ゼロの働き方」になります。
SEは会社にもよると思いますが、比較的残業が発生する職種だと思います。
本書ではその発生する残業をゼロにするための95の方法が紹介されています。
内容については、週ごとの計画を立てるなど、基本的な部分も多いのですが、中にはなるほどと思う部分も多いので、残業を少しでも減らしたいSEの方におすすめしたい書籍です!
SEの残業を少しでも減らす方法を学ぶことができる!
まとめ
ここまで新人SE向けにおすすめの入門書を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
これから仕事を行なっていく新人SEの方に少しでも役に立ってもらえたら嬉しいです!

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

